
【ジャニス渚】山が好き?それとも海が好き?
昨日は”山の日”でしたが、「あなたは山派?それとも海派?」
誰もが一度は聞いたことのあるこの質問。
どちらも自然の魅力をたっぷり感じられる場所だけれど、その楽しみ方や雰囲気は
まったく異なる。
山の魅力━━静けさと深呼吸の世界
山に入ると、まず耳に届くのは風の音、鳥のさえずり、そして自分の足音。
日常の喧騒から切り離されたような感覚が、じわじわと心を解きほぐしてくれる。
緑に囲まれた登山道を歩きながら、深く息を吸えば、どこか忘れていた”自分のリズム”
を取り戻すことができる。
春には芽吹き、夏は青々と茂り、秋は紅葉、冬には雪。
山は一年を通じて、静かに、でも確かに表情を変えていく。
そんな自然の変化に心を寄せるのも、山の楽しみ方のひとつだ。
海の魅力━━開放感と「今」を生きる感覚
一方で、海はいつでも開かれている。
水平線の先に広がる空は、日常の枠を越えるような広さを感じさせてくれる。
潮風に吹かれながら、砂浜を裸足で歩くだけで、身体中が緩んでいく。
夏はもちろん、オフシーズンの静かな海もまた心に響く。
「波の音って、どうしてこんなに落ち着くんだろう?」と、ふと思う時間が、
日常に必要な”余白”なのかもしれない。
どちらも日常から離れる場所
山も海も、それぞれが異なる癒しを与えてくれる。
静けさの中で深く自分と向き合いたいなら、山へ。
開放感の中で、ただ「今」を味わいたいなら、海へ。
大切なのは、「自然に触れる時間を、自分にちゃんと与えること」。
日々の忙しさに追われがちな私たちにとって、山や海は「帰る場所」なのかもしれない。