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海月ラビィ「心の波を受け入れる」

気分が安定しないとき、

つい「誰かのせい」

「環境のせい」と

考えてしまうことがあります。

確かに、人との関わりや出来事は

心に影響を与えます。

けれど、その揺らぎを抱え続けるかどうかを

決めているのは、結局自分の心なのです。

悩みを溜め込み、

頭の中で繰り返し再生してしまうと、

気持ちはどんどん重たくなります。

逆に、同じ出来事でも

「一晩寝てから考えよう」

「今は棚に置いておこう」と、

自分で手放す方向を選ぶこともできます。

もちろん、それは簡単なことではありません。

心は天気のように変わりやすく、

雲が広がる日もあれば、

突風が吹く日もあります。

それでも、

どんな天気もやがて移り変わるように、

気持ちの波も永遠には続きません。

大事なのは、無理に波を止めようとしないことです。

「安定しなければ」と力を入れすぎると、

かえって波は大きくなります。

そんなときは、

あえてその揺れを感じながら過ごしてみる。

海を眺めるように、

ただその動きを見守ってみる。

そうすると、

不思議と心が少し落ち着いてくる瞬間が訪れます。

悩みや不安は、生きている証でもあります。

何も感じない心は楽かもしれませんが、

同時に喜びや感動も

感じにくくなってしまいます。

波があるからこそ、

凪の時間のありがたさもわかるのです。

もし今、

あなたの心が不安定だとしても、

それは決して悪いことではありません。

その波を否定するのではなく、

「今はこういう時期なんだ」と

受け入れてみる。そうすれば、

やがて自分なりのリズムが見えてくるはずです。

心の波は、あなたの一部。

今日もその波とともに、一歩ずつ進んでいきましょう

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