
海月ラビィ「登り坂の途中で見上げる空」
おはようございます、海月ラビィです。
今の私は、まだ坂の途中にいます。
平坦な道ではなく、登り坂。
しかもその傾斜は、決してゆるやかではありません。
けれど、どうせやるなら──
私は上を目指したいと思っています。
目立たず、評価もされず、
淡々と積み重ねる“下積み”の時間。
焦る日も、心が折れそうな夜も、何度もありました。
でもそのたびに思い出します。
高く飛ぶには、まず大地をしっかり踏みしめる必要があるということを。
坂道は、登っているときは苦しいけれど、
ふと立ち止まって後ろを振り返ると、
「自分はここまで来たんだ」と気づける場所でもあります。
そしてまた前を向いて、
その先にある“まだ見ぬ景色”を夢見ながら歩いていくのです。
上を目指すというのは、
誰かより優れていたいということではなくて、
昨日の自分より少しでも前に進みたいという気持ち。
たとえ小さな歩幅でも、
止まらなければ、確実に未来は変わっていきます。
坂の上に広がる空は、
きっと今より、少し明るく、少し遠くへ続いている。
その空を信じて、今日も一歩。
焦らず、立ち止まりながらでも、自分の歩幅で──。