
海月ラビィ「縁の下の力持ちの誇り」
世の中には、前に立って皆を引っ張る人と、
その後ろから支える人がいます。
私はどちらかといえば、後者のほうがしっくりきます。
表舞台に立つ人がスポットライトを浴び、
喝采を受けるのはもちろん素敵なことです。
でも、その舞台が成り立つためには、
見えない場所で準備を整え、
安心して進めるように段取りを組み、
時には誰よりも早く動き、
誰よりも遅くまで残る人がいます。
「縁の下の力持ち」という言葉がありますが、
それは決して地味なだけの役割ではなく、
人や場を支える大切な力だと思うのです。
私にとって、それは誇らしいこと。
注目されなくても、拍手がなくても、
誰かが安心して笑顔でいられるなら、
それが私の喜びです。
今日も静かに、けれど確かに、
人や出来事を支える存在でありたい。
そう願いながら、一日を始めます。