
【ジャニス渚】「可愛い」と「綺麗」どっちが言われたい?
「可愛いね」と「綺麗だね」━━誰かから褒められる時、この2つの言葉のどちらが嬉しいですか?
人それぞれ答えは違うと思いますが、意外と深いテーマですよね。
まず、「可愛い」は、親しみやすさや愛らしさ、ちょっと子どもっぽい無邪気さを含んでいる言葉。
笑顔が素敵だったり、仕草が自然で魅力的だったりする人に対してよく使われます。
「守ってあげたい」「一緒にいて癒される」っていう感情も込められていることが多い気がします。
一方で「綺麗」は、大人っぽくて落ち着いた印象を持つ言葉。
見た目の整い方や、立ち振る舞いの美しさが強調されるような感じです。
「可愛い」が”感情”に近い褒め言葉だとしたら、「綺麗」は”評価”に近いニュアンスかもしれません。
興味深いのは、年齢や立場、相手との関係性によって、どちらを言われたいかが変わること。
例えば学生の頃は「可愛い」と言われると素直に嬉しかったけど、社会人になってからは「綺麗」と
言われるとちょっと背筋が伸びる気がする...なんて人も多いのではないでしょうか。
また、「可愛い」は女性同士で言いやすいけれど、「綺麗」は少し距離のある関係で
使われることも多い。
つまり、誰から言われるかによっても、受け取る意味が変わってくるんですよね。
頑張ってメイクした日や新しい服を着た日は「綺麗」って言われたいし、何となく気を抜いている日には
「可愛い」って言ってくれると救われる感じ。
どちらも嬉しいけど、自分がどんな自分でいたいかによって、言われたい言葉も変わるのだと思います。
結局のところ、「可愛い」も「綺麗」も、自分の魅力を誰かが見つけてくれたってこと。
その時々の自分を映してくれる鏡のような言葉なのかもしれません。
あなたは今日、どっちって言われたいですか?