
【ジャニス渚】「好きな色」と「似合う色」は違う?
自分をもっと引き立てる色選びのヒント
服や小物を選ぶ時、つい「好きな色」ばかりを手に取っていませんか?
でも、鏡の前で「何だか顔色が悪く見える...?」と感じたことがあるなら、
それは「好きな色」と「似合う色」が違っているのかもしれません。
「好きな色」とは、ただその色に惹かれる、自分の気分が上がる色のこと。
例えば、クールで引き締まった印象の黒が好きだったり、淡いブルーやピンクに癒されたり。
インテリアや雑貨、スマホケースなど、自分の世界観を表すのに「好きな色」はピッタリです。
一方で「似合う色」は、自分の肌・髪・瞳の色などと調和し、身につけることで
顔色がよく見えたり、全体の印象が垢抜けて見えたりする色のこと。
いわゆる「パーソナルカラー」と呼ばれるもので、人それぞれに似合う色のグループが
存在します。
同じピンクでも、青みがかったピンクが映える人もいれば、コーラルのようなオレンジ寄りのピンクが
しっくりくる人もいます。
似合う色を選ぶと、肌が明るく見えたり、疲れて見えにくくなったりと、全体の印象が
ガラッと変わることもあるのです。
とは言え、「好きな色を着たい」という気持ちは、無理に我慢する必要はありません。
大切なのは、「好き」と「似合う」をどうバランスよく取り入れるか。
好きな色が似合わない場合でも、顔まわりを似合う色にしたり、小物で取り入れることで
上手に調整できます。
自分が本当に輝ける色を知ることは、ファッションだけでなく、自己表現の幅を広げてくれます。
ちょっとした色の選び方で、第一印象や気分までも変わるから不思議です。
「好き」と「似合う」、どちらかを選ぶ必要はありません。
TPOや気分に合わせて、どちらも楽しむことが、自分らしさを引き出す近道かもしれません。
あなたの「好きな色」と「似合う色」、どちらも大切にしていますか?