【ジャニス渚】ネガティブ思考の人は、変われるの?
「どうせ私なんて」「また上手くいかないかもしれない」───
そんなふうに自分を責めたり、未来を悲観してしまうことは、誰にでもあります。
けれど、それが続くと心が疲れ、自信をなくしてしまいますよね。
結論から言えば、ネガティブ思考の人も変わることはできます。
但し、「無理にポジティブになろう」と頑張る必要はありません。
変化は、”考え方を少しずつ緩めること”から始まります。
◇ネガティブ思考は「性格」ではなく「思考のクセ」
多くの人が「私はネガティブな性格だから」と思い込みますが、実際には”思考のクセ”であることが殆どです。
例えば、
・失敗=自分の価値がない
・連絡がない=嫌われた
・上手くいく話=信じられない
こうした考えが、自動的に出てしまうだけ。
つまり、クセはトレーニングで変えられるということです。。
思考も筋肉と同じで、意識すれば柔軟になります。
◇ネガティブから抜け出す3つのステップ
①感情を否定しない
「落ち込むなんてダメ」と責めるのは逆効果。
「私は今、不安なんだな」と認めるだけで、心は少し軽くなります。
②”事実”と”解釈”を分けてみる
「連絡がない=嫌われた」ではなく、
事実:”連絡がない”と解釈:”嫌われた”を分けて考える。
冷静に整理することで、思い込みが緩みます。
③小さな『できた』を見つける
「仕事に行けた」「誰かに話せた」───それだけで立派な一歩。
結果よりも、行動できた自分を認めることが大切です。
◇変わるとは、「自分を責める自分」に優しくなること
ネガティブをなくすことではなく、「ネガティブな自分も受け入れられるようになる」ことが本当の変化。
人を羨んだり落ち込んだりするのは、真剣に生きている証拠です。
だからこそ、こう声をかけてみてください。
「大丈夫。少しずつでいい」
「今日もよく頑張ったね」
変化は劇的ではなく、静かに少しずつ訪れます。
ネガティブな自分も抱きしめながら、今日より少し優しい明日へ、歩んでいきましょう!

