【ジャニス渚】実は真面目な人ほど危ない?衝動買いを引き起こす心理
「また衝動買いしてしまった…」
買った瞬間は満足するのに、後で後悔する。
そんな経験はありませんか?
衝動買いは、意思が弱いから起こるものではありません。
その背景には、心の動き(心理)が深く関係しています。
感情を埋めるための買い物
不安、寂しさ、ストレス、疲れ。
こうした感情を感じた時、人は無意識に「何かで満たしたい」と思います。
買い物は、手軽に気分が上がる行為です。
そのため、感情を処理する代わりに、物で埋めようとしてしまうのです。
但し、満足感は一時的で、また同じ行動を繰り返しやすくなります。
自己価値を高めたい心理
「これを持っている自分は価値がある」
「みんなが持っているから欲しい」
ブランド品や流行の商品に惹かれやすい人は、物を通して自分の価値を
確認しようとしている場合があります。
FOMO(取り残され不安)
・限定品
・タイムセール
・今だけ〇%オフ
これらに弱いのは、「今買わないと損をする」という不安が刺激されるからです。
冷静に考える時間が奪われ、感情で判断してしまいます。
今すぐの快感を優先する心理
買い物をすると、脳内でドーパミンが分泌されます。
そのため人は、将来の後悔より今の快感を選びやすくなります。
クレジットカードやスマホ決済は、この傾向をさらに強めます。
我慢の反動で起こる衝動買い
真面目で我慢強い人ほど、
「今日は頑張ったからいいよね」
と衝動買いに走りやすくなります。
これは、自己コントロールの疲労による自然な反応です。
衝動買いは心からのサイン
衝動買いを減らす第一歩は、
「何を買ったか」より「その時どんな感情だったか」
に気づくことです。
衝動買いは、心が発しているサイン。
自分を責める必要はありません。
感情を理解することで、行動は少しずつ変わっていきます。

