【ジャニス渚】早期発見が救った父の命
60年の喫煙歴と肺がん手術の記録
今日は、「肺がん撲滅デー」。
3年前に父が、肺がんの手術を受けたことを思い出します。
父は、若い頃からタバコを吸い続け、喫煙歴は約60年。
典型的なヘビースモーカーでした。
そんな父が、定期的に通院している病院で、「肺に影がある」と言われた時は、驚きはしたものの、
どこかで覚悟していた部分もありました。
しかし、精密検査の結果は、予想に反して早期の肺がん。
長年の喫煙を考えれば、本当に幸運な発見でした。
手術では、左肺の下葉を全て摘出。
当時すでに高齢で、現在は85歳。
しかも、心臓にはペースメーカーが入っており、手術のリスクは決して小さくありませんでした。
それでも、医師の尽力と父の強さに支えられ、手術は無事成功しました。
肺の一部を失った後の生活を心配していましたが、現在の父は驚くほど元気です。
息切れも大きくはなく、食事も会話も以前と変わらず、日常を穏やかに楽しんでいます。
高齢で持病もあるにもかかわらず、この回復力は本当にありがたいことです。
今回の経験を通して実感したのは、早期発見の重要性です。
肺がんは、自覚症状が出にくいため、気づいた時には進行していることも少なくありません。
だからこそ、喫煙歴が長い方はもちろん、健康診断を後回しにしている方にも、ぜひ一度検査を受けて欲しいと
強く思います。
父が今も笑顔で過ごせているのは、早期に見つけられたからこそ。
今日という日に改めて、そのありがたさを噛み締めています。

