【ジャニス渚】結婚に踏み切れない男性の心理とは? ~理由と対処法~
━━男性相談に多い本音とその背景━━
先日、ある男性からこんな相談を受けました。
「彼女のことは好きなんです。でも結婚となると踏み切れなくて…。
もしかしたら、他にもっといい人がいるんじゃないかと思ってしまうんです。」
占いの現場では、決して珍しい相談ではありません。
浮気心や不誠実さではなく、”決断そのものへの恐れ”が隠れているケースが多いのです。
男性が「もっといい人がいるかも」と感じる心理
・完璧主義
結婚を「一生に一度の正解選び」と捉え、迷いがあると決断できない。
・恋愛と結婚の違いが理解できていない
恋愛は「選び続けるもの」、結婚は「選んだ相手と人生を築くもの」。
・決断の責任を避けたい
選んで後悔することを恐れ、可能性を閉じないままでいる。
愛情があっても結婚を選ばないこともある
「好きだから別れない。でも選ぶ覚悟は持てない」
この状態が長く続くと、相手の時間や心は静かに消耗していきます。
見極めのポイント
次のような行動パターンがある場合は、迷いではなく決断しない選択の可能性が高いです。
・結婚の期限を示しても、具体的な行動に進まない
・理由が何年も変わらない
・相手の不安を軽く扱う
・「もっといい人がいるかも」という比較思考を手放せない
・言葉はあるが、実際の準備や行動を起こさない
結婚に必要なのは「迷いのない愛情」ではない
迷いを抱えたままでも、選ぶ覚悟を持てるかどうかが大切です。
占いは未来を当てるものではなく、今の選択がどんな未来につながるかを照らすもの。
「好きだけれど決められない」という状態の先に、誰の人生が置き去りになるのか。
その分岐点を言葉にすることこそ、占い師の役割だと思います。

