【ジャニス渚】🦀冬の金沢、カニ解禁! ~能登の海から届く”希望の味覚”~
11月上旬、金沢に冬の訪れを告げる知らせが届きました。
待ちに待った「カニ漁の解禁」です。
冬の金沢といえば、なんといっても加能ガニ(オスのズワイガニ)と香箱ガニ(メスのズワイガニ)。
港や市場、料亭まで街全体がカニの香りに包まれ、観光客や地元の人々の期待も高まります。
🌊能登の海から希望をのせて───450万円で落札された「輝」
今年の初競りでは、能登半島・珠洲市の蛸島漁港で水揚げされた
ブランドズワイガニ「輝(かがやき)」が、なんと1匹450万円で落札されました。
このカニは、被災地復興を願う思いが込められた特別な一尾。
漁を再開できない港もあるなか、漁師たちは「海の恵みで地域を元気にしたい」と準備を重ねました。
その努力が、この”希望のカニ”という形で結実したのです。
港での掛け声や水揚げの様子は、見ているだけでも胸が熱くなる光景です。
🍶冬の金沢グルメは、カニ尽くし
近江町市場では、活きのいい加能ガニや香箱ガニがずらりと並び、その場で茹でたりさばいたりして
味わうことができます。
地酒と合わせれば、寒い冬でも体が温まる贅沢なひとときに。
料亭や旅館では、「香箱ガニの甲羅盛り」や「加能ガニ会席」など、この時期だけの特別メニューが楽しめます。
内子や外子の濃厚な味わい、甘みのある身、カニ味噌の香り───
五感で味わう冬の金沢ならではの贅沢です。
🏯冬の金沢を彩る風景とともに
兼六園の雪吊りや、ライトアップされた金沢城、ひがし茶屋街の静かな灯り。
冬の澄んだ空気の中でいただくカニの味は、格別です。
観光もグルメも両方楽しめる金沢の冬は、人と海と街がつながる温かな体験を提供してくれます。
✨旅のヒント
・加能ガニの漁期:11月上旬~翌年3月頃まで
・香箱ガニ(メス)は、12月下旬頃までの期間限定
・「加能ガニ」「輝」ブランドのタグ付きは、ごく僅か。見つけたら、まさに”海の宝石”
☆金沢の冬は、味わう旅
今年は、能登の海の底から届いた”希望の味”も一緒に楽しめます。
温もりあふれる冬の金沢で、心も舌も満たされるひとときをお過ごしください。

