
海月ラビィ「人に選ばれる」とは、どういうこと?
恋愛、仕事、友人関係。
人生のいろんな場面で、「選ばれるかどうか」が気になる瞬間があります。
「好きな人に振り向いてもらいたい」
「職場で信頼されたい」
「大切な人に必要とされたい」
そんな気持ちを抱くのは、とても自然なことだと思います。
けれど、「選ばれなかった」と感じたとき、
私たちはつい「自分に何が足りなかったんだろう」と、自分を責めてしまいがちです。
もっときれいだったら、もっと明るかったら、もっと○○だったら……
自分を変えなきゃいけないような気がしてしまう。
でも、本当にそうでしょうか?
「選ばれる」というのは、「価値があるかどうか」の話ではなく、
ただ「相手が何を求めていたか」にすぎないことが多いのです。
たとえば、花屋さんでラベンダーを手に取る人もいれば、
真っ赤なバラを選ぶ人もいる。
でも、ラベンダーにもバラにも、それぞれの美しさがあって、
どちらが優れているということではありませんよね。
選ばれなかったときに自信を失うのではなく、
「私のままで合う人」「私を必要としてくれる場所」が、
きっと他にあるのだと、信じてみてほしいのです。
そして——
いちばん大事なのは、「まず自分で自分を選んであげる」こと。
私はこういう人。
こんなふうに感じて、こんなふうに笑う。
誰かの理想になるより、自分の気持ちを大切にしている人は、
不思議と自然に、人に選ばれていくものです。
占いでも、「相手の気持ちが知りたい」「未来の可能性が気になる」といったご相談をよくいただきます。
そのたびに私は、「あなた自身の軸」を思い出してほしいと願いながら鑑定しています。
選ばれたいと願うのは、誰かを大切に思っている証拠。
でも、その願いに心が疲れてしまったら、
少しだけ立ち止まって、自分の心に寄り添ってみてくださいね。
あなたは、あなたのままで、誰かの大切な存在になれる人。
そしてきっと、今日も誰かに“選ばれて”いますよ🌷