海月ラビィ「疑う心の奥にあるもの」
誰かに「この人、少し独断的かも」「なんだか疑い深いな」と感じたことはありませんか?
もしかすると、その人自身も心の奥で誰かを信じたいと願っているのに、うまく表せないだけかもしれません。
独断的な人は、自分の考えをしっかり持っています。
しかしそれが強すぎると、他人の意見を受け入れにくくなり、
「正しいのは自分だけ」という思いに縛られてしまうこともあります。
一方、疑い深い人は、過去に傷ついた経験を持っていることが多いもの。
信じた結果、裏切られた苦しさをもう二度と味わいたくない。
だからこそ、心の扉を少しずつしか開けられないのです。
恋愛においても、この二つの性質は表裏一体。
好きな人の言葉を素直に信じられず、
相手のスマホの反応ひとつに心が揺れる。
でも本当は、信じたいのです。
「この人は大丈夫」と思いたいのに、
心のどこかでブレーキをかけてしまうのです。
そんな時は、まず自分の「怖れ」に気づくことが大切。
相手を疑うのではなく、
「私は何を怖がっているんだろう?」と静かに問いかけてみてください。
自分の内側を見つめることで、相手との距離も少しずつ柔らかくなっていきます。
独断的な人も、疑い深い人も、根っこにあるのは「守りたい」という気持ち。
自分を、そして大切な誰かを。
だからこそ、優しく見守るまなざしで接してあげたいですね。
今日も、誰かの言葉を少しだけ信じてみる勇気を。
その一歩が、恋も人間関係も、温かく動き出すきっかけになるかもしれません🌷

