
海月ラビィ「自然な振る舞いが信頼をつくる」
占いをしていると、お客様の心の状態は言葉よりも仕草や表情にあらわれることを、よく感じます。
緊張しているとき、不安を抱えているとき、人はつい落ち着かない動きをしてしまうものです。これを「挙動不審」といいます。
例えば、視線をそらしてしまったり、手をいじってしまったり、声が上ずったり。誰にでもある自然な反応ですが、時には「隠しごとがあるのでは?」と誤解されることもあります。
東洋の占術では、心と体は深く結びついていると考えます。心に迷いがあれば、体の動きも揺れやすくなるのです。逆に、姿勢を整え、呼吸を深くすれば、心も落ち着きを取り戻していきます。
もし「不安で落ち着かないな」と感じたら、ほんの少しで構いません。背筋を伸ばし、深呼吸してみてください。それだけで、あなたの雰囲気は柔らかく変わり、言葉もより真実味を持って届くようになります。
挙動不審に気をつけることは、自分を隠すためではなく「本当の自分を伝えるため」の小さな工夫です。占いで未来を知るのと同じように、自分の仕草を整えることも、幸せに近づくひとつの方法なのです🌸海月ラビィ