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海月ラビィ愛と欲望のあいだで 人を愛するということは

愛と欲望のあいだで

人を愛するということは

ときに神のように清らかで、

ときに悪魔のように激しく、

そのどちらの顔も持つことなのかもしれません。

「神の愛と悪魔の欲望が同居している」

この言葉は、まさに恋の真実を映しているようです。

相手を思いやり、幸せを願う気持ちは、

まるで神さまのように優しい光を放ちます。

けれど同時に、

「私だけを見てほしい」

「もっと触れていたい」

そんな欲望が心の奥から湧き上がってくる。

清らかな愛と、独占したいという想い。

どちらも嘘ではなく、

どちらも本当の“愛”の形です。

大人になるほど、

人はその複雑さを理解し、

相反する想いを抱えたまま恋をするようになります。

若い頃のようにただ突き進むのではなく、

相手を思いやりながらも、

自分の心の奥に潜む「欲望」を否定しない。

愛は、綺麗なものだけではなく、

ときに人を苦しめる感情でもあります。

けれど、その痛みさえも

誰かを本気で愛した証なのだと思うのです。

もし今、誰かを想って苦しいと感じているなら、

その苦しみは、あなたの心が真剣だからこそ。

優しさも、わがままも、

すべてひっくるめて「あなたの愛」です。

神のような愛と、悪魔のような欲望。

そのふたつが混ざり合うところにこそ、

人間らしいぬくもりと真実の恋が生まれるのかもしれません。

今日もあなたの心が、

愛の光で満たされますように🌹

―― 海月ラビィ 🌙

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