【遅崎カカオ】嫌われたくなくて「いいよ」と言った。本当は、そうしたくなかった。
「私はどっちでもいいよ」
そう答えたあとで、本当は行きたい場所があったことを思い出す。
会いたいと言われれば、疲れていても予定を空ける。
でも、自分が寂しくて会いたいときは、
「重いと思われたくない」と、その一言が言えない。
一緒にいる間は笑っていたのに、帰り道になると、どっと疲れてしまう。
好きな人と過ごせたはずなのに、どこか満たされない。
そんな日が続いていませんか。
相手を大切にしたくて、希望に合わせる。
喜んでくれたら、自分もうれしい。
その気持ちまで、無理に変える必要はないと思っています。
譲ることが、自然な思いやりになる日もありますよね。
ただ、合わせたあとに、
「私のことも少しは考えてほしかった」という気持ちが残るなら、
その声を聞いてあげてほしいのです。
「私が我慢すれば、うまくいく」
「ここで断ったら、会ってもらえなくなるかもしれない」
そんな不安から選んだ「いいよ」は、
言ったあとも苦しさが残ることがあります。
しかも、相手にはその我慢が伝わっていないかもしれません。
いつも笑って合わせてくれるから、
「これでいいんだ」と受け取っていることもあります。
言わなかった自分を責める必要はありません。
関係を失いたくなくて、言えなかったのですよね。
けれど、言えないままでは、あなたが何を望んでいるのか、
二人で確かめる機会も少なくなってしまいます。
私は、相手を大切にする関係の中に、あなたの希望もあっていいと思っています。
たとえば、次の休日の予定を決めるとき。
いつもの「どこでもいいよ」の前に、「私は、あのお店に行ってみたいな」
と、一つだけ希望を添えてみる。
疲れている日なら、
「会いたいけれど、今日は休みたい。別の日はどうかな」
と、気持ちと都合を一緒に伝えてもいいのです。
上手に説明できなくてもかまいません。
まずは、自分が本当はどうしたいのかを、言葉にしてみるところからです。
相手に別の希望があっても、すぐに引っ込めなくていい。
今回はどうするか、次はどうするか。
一緒に考える時間があってもいいと思います。
そして、伝えたあとは、相手の受け止め方にも目を向けてみてください。
すぐに希望がかなうかどうかだけでなく、
あなたの話を聞こうとしてくれるか。
意見が違っても、相談できるか。
「好かれているかな」と気になるときほど、
「私はこの人の前で、安心して気持ちを話せているかな」という問いも、
大切にしてほしいのです。
鑑定では、相手の気持ちとともに、
あなたが飲み込んできた言葉や、望んでいる関わり方を伺います。
カードも一つの視点にしながら、
今の二人に合う伝え方を一緒に考えていきます。
ずっと合わせてきたなら、
急に「どうしたい?」と聞かれても、答えが出ないかもしれません。
そんなときは、
最近「本当は嫌だった」「こうしてほしかった」と感じた場面から、お話しください。
その気持ちを、これからの関係の中でどう大切にしていくか。一緒に整理していきましょう。
ほしよみ堂金沢店

