【遅崎カカオ】たったひと言で、「私には何もない」と思ってしまう夜に
「次から、ここも確認しておいてくださいね」
仕事でそう言われたひと言が、帰り道でも頭から離れない。
気をそらそうとスマホを開いたら、
誰かの「新しい仕事が決まりました」という投稿が目に入る。
画面を閉じたあと、ふと「私には何もないな」と思う。
仕事のことを考えていたはずなのに、
気づけば、仕事も人間関係も、これまでの自分も、
ひとまとめにして責めている。
そんな夜に「もっと自信を持って」と言われても、
どうしたらいいか分からないですよね。
自分を好きになれない夜は、
今日の失敗だけで、自分のことを決めなくていい。
私は、そう思っています。
たとえば、仕事で確認が一つ抜けていたとします。
「あの確認を忘れた」なら、
次は送る前にチェック欄を見よう、と考えられます。
でも、「私は何をやってもだめだ」まで話が広がると、
何をどう直せばいいのかも見えにくくなります。
帰ってからも同じ場面が浮かぶなら、
「今日は、確認が一つ抜けていた」と、起きたことだけを言葉にしてみる。
その先の「だから私はだめだ」まで、今夜のうちに引き受けなくていいんです。
それでも気持ちが沈んだままなら、
自分のいいところを探す代わりに、
何がつらかったのかを自分に聞いてみてもいいと思います。
確認を忘れたことが悔しかったのか。
相手にがっかりされた気がして、辛かったのか。
それとも、最近ずっと気を張っていて、
いつもなら流せるひと言が今日はこたえたのか。
すぐに答えが出なければ、温かいものを飲んで、そのまま眠ってもいい。
今日の自分に合格を出せなくても、休んでいいんです。
鑑定でも、「私には何もない気がします」とお話しくださる方がいます。
そんなとき私は、その言葉が浮かんだのはどんな場面だったのか、ゆっくり伺います。
「もっと頑張らなきゃ」と思う一方で、
「本当は、少し休みたい」と感じていることもあります。
カードを使うときは、そこから読み取ったことをお伝えしながら、
ご自身の気持ちを別の角度から眺める手がかりにしています。
「私には何もない」と思った夜、もし少しだけ余裕があったら、
「本当は、どうしてほしかったんだろう」と問いかけてみてください。
誰かに「お疲れさま」と言ってほしかったのかもしれないし、
今日のことをいったん置いて、ただ早く眠りたかったのかもしれません。
一人では言葉にしづらいときは、
鑑定で、話せるところから聞かせてください。
何がいちばんこたえたのか、
これから自分をどういたわっていきたいのか、
あなたのペースで一緒に考えていけたらと思っています。
ほしよみ堂金沢店

